エアカウンターSを買ってみた。
Category : EF35mm F2
□Canon EOS Kiss X2 + Canon EF35mm F2
因みに、妊娠検査薬ではありませんw巷では、放射能を計測する装置のことをガイガーカウンターとする傾向にあるようですが、この装置を正確に表現すると、サーベイメータ若しくは線量計(以下、「線量計」 と云う。)ということになり、さらに、ガイガーカウンターを正確に表現すると、ガイガー=ミュラー計数管またはGM計数管(以下、「GM計数管」 と云う。)を用いて空間放射線量を検出し計測する線量計ということになります。
現在市販されている線量計では、このGM計数管式のものの他に、シンチレーション式と半導体式があります。
GM計数管式
利点:感度は高い。比較的多くの種類が出回っている。
欠点:自己ノイズを発生する為、低線量では値が不正確(実測値の0.7倍位が妥当)。0.10μSv/h以下はアテにならない。
備考:中華・欧米・様々な機種が多数存在。人気機種は、RADEX・TERRA・SOEKSなど。
欠点:自己ノイズを発生する為、低線量では値が不正確(実測値の0.7倍位が妥当)。0.10μSv/h以下はアテにならない。
備考:中華・欧米・様々な機種が多数存在。人気機種は、RADEX・TERRA・SOEKSなど。
シンチレーション式
利点:感度はかなり高い。低線量でも正確。0.002μSv/hぐらい低い線量でも正確。
欠点:ほとんどの機種は比較的高価。
備考:国産のものはシンチレーション式が多い。人気機種は、PM1703M・GammmaRAEII・A2700・PA-1000など。
欠点:ほとんどの機種は比較的高価。
備考:国産のものはシンチレーション式が多い。人気機種は、PM1703M・GammmaRAEII・A2700・PA-1000など。
半導体式
利点:低線量でも正確。シンチレーション式に比べて安価。
欠点:種類があまり無い。反応も遅い。正確な値を得るためには時間を掛ける必要がある。
備考:市販されているものは少なく、エアカウンターやエアカウンターSなど。
欠点:種類があまり無い。反応も遅い。正確な値を得るためには時間を掛ける必要がある。
備考:市販されているものは少なく、エアカウンターやエアカウンターSなど。
参考リンク: 【武蔵境】東京都武蔵野市境4丁目の空間放射線量(参考値)
ということで、とりあえずKMN公園で計測してみました。
地表から約1m
□Canon EOS Kiss X2 + Canon EF35mm F2
地表ベタ置き□Canon EOS Kiss X2 + Canon EF35mm F2
東京の西の外れのそのまた外れでは、無用の長物になることも承知の上ではありましたが、「原発が冷温停止とは程遠い状態にある」 という点や、原発が爆発した時の教訓として、「この国やこの国の政府およびそれに関連する機関(東京電力を含む。)、そしてテレビ・ラジオ・新聞などの各種報道機関等は、本当にヤバくなると本当のことを言わなくなる」 という点を踏まえると、1家に1台常備しておいても損はないと考えた次第であります。ホットスポットを発見して大騒ぎしたい人はSOEKS、時間を掛けてでも正確な値を知りたい人はエアカウンター、お金に余裕のある人はA2700、というような棲み分けになるのでは? といったところです。